• 検索結果がありません。

新規上場会社情報 | 日本取引所グループ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "新規上場会社情報 | 日本取引所グループ"

Copied!
129
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

 

新規上場申請のための有価証券報告書

(Ⅰの部)

 

ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社

 

(2)

目次

 

  頁

表紙  

第一部 企業情報 ……… 1

第1 企業の概況 ……… 1

1.主要な経営指標等の推移 ……… 1

2.沿革 ……… 4

3.事業の内容 ……… 5

4.関係会社の状況 ……… 8

5.従業員の状況 ……… 9

第2 事業の状況 ……… 10

1.業績等の概要 ……… 10

2.生産、受注及び販売の状況 ……… 12

3.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 ……… 13

4.事業等のリスク ……… 14

5.経営上の重要な契約等 ……… 17

6.研究開発活動 ……… 18

7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 19

第3 設備の状況 ……… 23

1.設備投資等の概要 ……… 23

2.主要な設備の状況 ……… 23

3.設備の新設、除却等の計画 ……… 24

第4 提出会社の状況 ……… 25

1.株式等の状況 ……… 25

2.自己株式の取得等の状況 ……… 36

3.配当政策 ……… 36

4.株価の推移 ……… 36

5.役員の状況 ……… 37

6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 40

第5 経理の状況 ……… 47

1.連結財務諸表等 ……… 48

(1)連結財務諸表 ……… 48

(2)その他 ……… 92

2.財務諸表等 ……… 93

(1)財務諸表 ……… 93

(2)主な資産及び負債の内容 ……… 108

(3)その他 ……… 109

第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 110

第7 提出会社の参考情報 ……… 111

1.提出会社の親会社等の情報 ……… 111

2.その他の参考情報 ……… 111

第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 112

第三部 特別情報 ……… 113

第1 連動子会社の最近の財務諸表 ……… 113  

(3)

 

  頁

第四部 株式公開情報 ……… 114

第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 114

第2 第三者割当等の概況 ……… 115

1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 115

2.取得者の概況 ……… 116

3.取得者の株式等の移動状況 ……… 117

第3 株主の状況 ……… 118

[監査報告書]  

 

(4)

【表紙】

 

【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)

【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿

【提出日】 平成29年11月9日

【会社名】 ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社

【英訳名】 ViSCO Technologies Corporation

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 足立 秀之

【本店の所在の場所】 東京都港区海岸一丁目11番1号 ニューピア竹芝ノースタワー

【電話番号】 03‐6402‐4500(代表)

【事務連絡者氏名】 取締役副社長 管理本部長 滝沢 義信

【最寄りの連絡場所】 東京都港区海岸一丁目11番1号 ニューピア竹芝ノースタワー

【電話番号】 03‐6402‐4500(代表)

【事務連絡者氏名】 取締役副社長 管理本部長 滝沢 義信  

(5)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次 第13期 第14期

決算年月 平成28年3月 平成29年3月 売上高 (千円) 2,579,261 2,878,908 経常利益 (千円) 197,962 270,706 親会社株主に帰属する

当期純利益

(千円) 133,689 202,621 包括利益 (千円) 155,849 235,258 純資産額 (千円) 885,161 1,119,791 総資産額 (千円) 2,340,217 2,505,483 1株当たり純資産額 (円) 1,370.13 1,727.10 1株当たり当期純利益金額 (円) 212.71 322.39 潜在株式調整後1株当たり

当期純利益金額

(円) - -

自己資本比率 (%) 36.8 43.3 自己資本利益率 (%) 17.1 20.8

株価収益率 (倍) - -

営業活動による キャッシュ・フロー

(千円) 239,622 631,958 投資活動による

キャッシュ・フロー

(千円) △145,476 △154,589 財務活動による

キャッシュ・フロー

(千円) 83,047 △246,358 現金及び現金同等物の期末残

(千円) 774,546 999,339 従業員数

(人)

90 93

(外、平均臨時雇用者数) (6) (7)

(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非上場 であるため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。

3.株価収益率は、当社株式が非上場であるため記載しておりません。

4.第13期及び第14期の連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」

(昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第 216条の2第6項の規定に基づき、新日本有限責任監査法人の監査を受けております。

5.平成28年10月14日開催の取締役会決議により、平成28年11月1日付で普通株式1株につき500株の株式分割 を行っておりますが、第13期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当た り当期純利益金額を算定しております。

 

(6)

(2)提出会社の経営指標等

回次 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 決算年月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 売上高 (千円) 3,781,219 1,679,741 1,821,045 2,218,278 2,479,703 経常利益又は経常損失(△) (千円) 814,410 △14,439 66,853 165,166 168,601 当期純利益

又は当期純損失(△)

(千円) 415,995 △17,397 3,782 86,900 125,681 資本金 (千円) 138,375 187,125 187,125 187,125 187,125 発行済株式総数 (株) 1,127 1,257 1,257 1,257 628,500 純資産額 (千円) 856,254 932,976 936,130 1,022,401 1,147,454 総資産額 (千円) 2,113,136 2,252,723 2,253,057 2,491,957 2,531,680 1株当たり純資産額 (円) 759,764.37 742,224.41 744,733.50 1,626.73 1,825.70 1株当たり配当額

(円)

3,000 500 500 500 1

(うち1株当たり中間配当 額)

(-) (-) (-) (-) (-) 1株当たり当期純利益金額

又は1株当たり当期純損失金 額(△)

(円) 408,640.46 △15,423.19 3,009.08 138.27 199.97

潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額

(円) - - - - -

自己資本比率 (%) 40.5 41.4 41.5 41.0 45.3 自己資本利益率 (%) 70.9 △1.9 0.4 8.9 11.6

株価収益率 (倍) - - - - -

配当性向 (%) 0.7 - 16.6 0.7 0.5

従業員数

(人)

48 62 64 69 69

(外、平均臨時雇用者数) (7) (4) (4) (6) (7)

(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.第10期、第12期、第13期及び第14期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の 残高はありますが、当社株式は非上場であり期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。第11 期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、新株予約権の残高はありますが、当社株式は非 上場であり期中平均株価が把握できないため、また、1株当たり当期純損失金額であるため、記載しており ません。

3.株価収益率は当社株式が非上場であるため記載しておりません。 4.第11期の配当性向については、当期純損失のため記載しておりません。

5.第13期及び第14期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第216条の 2第6項の規定に基づき、新日本有限責任監査法人の監査を受けております。

なお、第10期、第11期及び第12期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づ き算出した各数値を記載しております。また、当該各数値については、株式会社東京証券取引所の「有価証 券上場規程」第216条の2第6項の規定に基づく新日本有限責任監査法人の監査を受けておりません。 6.平成28年10月14日開催の取締役会決議により、平成28年11月1日付で普通株式1株につき500株の株式分割

を行っておりますが、第13期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当た り当期純利益金額を算定しております。

(7)

7.当社は、平成28年11月1日を効力発生日として普通株式1株につき500株の割合で株式分割を行っておりま す。そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上 場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第 133号)に基づき、第10期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の1株当たり指標の推移 を参考までに掲げると、以下のとおりとなります。

なお、第10期、第11期及び第12期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、新日本 有限責任監査法人の監査を受けておりません。

 

回次 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期

決算年月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月 平成28年3月 平成29年3月 1株当たり純資産額 (円) 1,519.53 1,484.45 1,489.47 1,626.73 1,825.70 1株当たり当期純利益金額

又は1株当たり当期純損失 金額(△)

(円) 817.28 △30.85 6.02 138.27 199.97

潜在株式調整後1株当たり 当期純利益金額

(円) - - - - -

1株当たり配当額

(円)

6 1 1 1 1

(うち1株当たり中間配当 額)

(-) (-) (-) (-) (-)

   

(8)

2【沿革】

当社設立以降の当社グループに係る経緯は、次のとおりであります。

年月 事項

平成15年8月 画像処理検査システムの開発、販売、保守サービス等を目的に、神奈川県川崎市高津区久本一丁目 12番にヴィスコ・テクノロジーズ株式会社(資本金8百万円)を設立

平成15年12月 本店を東京都港区芝浦二丁目16番に移転 平成16年12月 筐体型画像処理検査装置VTV-8000シリーズ発売 平成17年2月 本店を東京都港区芝浦二丁目14番に移転

平成19年10月 コグネックス株式会社とKV(注)ビジネス及び関連サポート業務の移管に関し合意  

平成20年3月

当該事業に係る製品・人員・ノウハウを継承し、VTV-8000シリーズと統合 筐体型画像処理検査装置VTV-9000シリーズ発売

平成21年9月 筐体型画像処理検査装置VTV-9000を韓国に輸出開始

平成22年3月 中国国内における画像処理検査装置の販売を目的に中国上海市に必速勘貿易(上海)有限公司(現 連結子会社)を設立

平成22年5月 韓国における顧客支援を目的に、UPLUS ENGINEERING CO., LTD.とVTVシリーズに係る業務委託契約 締結

平成22年8月 韓国における顧客支援及び市場開発を目的に、UPLUS ENGINEERING CO., LTD.と販売代理店契約締 結

  自社製ボードを搭載した小型筺体シリーズVTV-9000mini発売

平成22年11月 株式会社ドットウェル ビー・エム・エスよりIPU(高精細画像処理解析システム)事業を譲受   筺体型3D画像処理検査装置VPシリーズ発売

平成22年12月 国内販路拡大を目的として東京マシンヴィジョンシステム株式会社と販売店基本契約締結 平成23年6月 大阪府大阪市淀川区宮原一丁目2番に大阪営業所開設

平成23年7月 高機能小サイズ専用ハードC筺体品VTV-9000C発売

平成23年9月 筺体型画像処理検査装置VTV-9000を台湾及びベトナムに輸出開始

平成24年4月 東南アジア 地域における画像処理検査装置の販売を目的として、タイ国人100%所有の会社として 平成23年11月に設立されたViSCO Technologies (Thailand) Co., Ltd.より株式の49%を取得し、 実質的に子会社化(現連結子会社)

平成24年6月 鹿児島県霧島市国分中央三丁目38番に鹿児島営業所開設 平成24年9月 本店を東京都港区海岸一丁目11番に移転

平成25年4月 台湾台北市に台湾駐在員事務所を開設

平成26年3月 北 米地 域 に お ける画 像 処理 検査 装 置の 販売 を 目 的と し て、 米国イ リノ イ 州に ViSCO Technol ogies USA,Inc.(現連結子会社)を設立

平成26年6月 鹿児島営業所を鹿児島県鹿児島市西田一丁目8番に移転 平成28年3月 小型筐体高速カメラ対応のVTV-9000miniRを発売

(注)KVとは、Komatsu Visionの略で株式会社小松製作所の開発した画像検査装置であり、平成12年に米国コグネック スコーポレーションが同製品を含む画像検査事業を買収しました。

なお、このKVには、FAPEX、KV1000などの株式会社小松製作所製品も含みます。  

(9)

3【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社3社(必速勘貿易(上海)有限公司(中国)、ViSCO Technologies (Thailand)Co.,Ltd.(タイ)、及びViSCO Technologies USA, Inc.(米国))の合計4社で構成されております。  

当社は、筐体型画像処理検査装置を開発、製造及び販売しております。画像処理検査装置は、様々なモノづくりの 現場において、検査対象物の傷、汚れ、異物などの外観上の欠陥を検出する目的で多く利用されており、FA(ファク トリーオートメーション)向け画像処理システムとも呼ばれております。日本国内の製造業の現場では、画像処理検 査装置が普及しつつありますが、未だに人手に頼った目視検査を実施している製造現場もあります。また、中国、東 南アジア、南米などの新興国の製造業の現場では、日本国内の製造現場と較べて目視検査を主とした製造現場が多数 あり、人件費の抑制や製品品質の安定化に向けて画像処理検査装置の導入が進みつつあります。

 

当社が製造する筐体型画像処理検査装置は、筐体、カメラ、レンズ、照明等で構成されており、当社では、検査対 象物、検査内容、検査条件、処理速度、設置条件等、お客様の検査ニーズに応じた最適なシステムの提案とアドバイ スを行っております。

 

画像検査イメージ  

当社の画像処理検査装置は、コネクタ部品を初めとする電子部品業界、半導体業界、自動車業界、食品業界等の 様々な製造現場において利用されております。以下、典型的な検査内容をお示しします。

(10)

 

当社は、画像処理検査装置の製造にあたり、検査装置を構成するモジュール(部品)の製造を部品製造会社に委託 し、又はモジュール(部品)を部品製造会社から購入した上で、製品の組立て、並びにオペレーティングシステム及 び画像処理ソフトウエア(当社開発)の筐体へのセットアップを組立会社に委託して、画像処理検査装置(製品)を完 成させるファブレスメーカーです。当社、連結子会社及び国内外の代理店が、国内外の顧客に対して製品を販売して おります。

 

(11)

当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。  

 

当社グループの事業は、画像処理検査装置事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略して おります。

 

(12)

4【関係会社の状況】

名称 住所 資本金

主要な事業 の内容

議決権の所 有(又は被 所有)割合

(%)

関係内容

(連結子会社)      

必速勘貿易(上海)有限 公司

(注)2、3

中国上海市 3,000千人民元

画像処理検査 装置事業

100.0

中国国内における画像処理 検査装置の販売

役員の兼任4名 ViSCO Technologies

(Thailand) Co.,Ltd.

(注)4

タイバンコク市 4,000千バーツ

画像処理検査 装置事業

49.0

ASEAN地域内における画像 処理検査装置の販売 役員の兼任1名

ViSCO Technologies USA,Inc.

米国イリノイ州 15米ドル

画像処理検査 装置事業

100.0

米州地域内における画像処 理検査装置の販売

役員の兼任3名

(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。 2.特定子会社であります。

3.必速勘貿易(上海)有限公司については、債務超過会社であり、平成28年12月末時点で債務超過額は94,305 千円であります。

4.所有割合は、100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。  

(13)

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

平成29年9月30日現在  

セグメントの名称 従業員数(人)

画像処理検査装置事業 97 (9)

(注)1.従業員数は就業人員であります。

2.臨時従業員(派遣社員、パートタイマー等)は( )内に、最近1年間の平均人員を外数で記載しておりま す。

3.当社グループは、画像処理検査装置事業の単一セグメントであるため、画像処理検査装置事業として合計従 業員数を記載しております。

 

(2)提出会社の状況

平成29年9月30日現在  

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)

69(7) 40歳8ヶ月 5年7ヶ月 6,347,657

(注)1.従業員数は、当社から子会社への出向者(4名)を除く就業人員であります。

2.臨時従業員(派遣社員、パートタイマー等)は( )内に、最近1年間の平均人員を外数で記載しておりま す。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.当社は、画像処理検査装置事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載をしておりません。  

(3)労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好に推移しております。  

(14)

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

(1)業績

第14期連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の伸び悩みはあるものの、雇用や所得環境の改善傾向が続くな どし、全体として緩やかな回復基調で推移しました。また、世界経済においては、新興国経済の減速、米国の政権 交代、英国のEU離脱問題などの海外の政情不安に加え、為替相場や株式市場が依然として不透明な状況が続きまし た。

当社グループの主要取引先である半導体製造装置業界及び電子部品業界におきましては、新興スマートフォンメ ーカーの台頭による設備投資機会の増大、新型自動車への搭載電子部品増加による検査工程の複雑化、新興国の人 件費高騰による外観検査自動化など画像処理検査装置が使用される機会も増加いたしました。

このような環境のもと、当社グループは顧客満足度の更なる向上のために、市場ニーズを先取りした新機能を搭 載した製品を投入し、新規顧客の営業展開が進み、売上は堅調に推移しました。

その結果、当連結会計年度の業績は、連結売上高は2,878,908千円(前連結会計年度比11.6%増)、売上総利益 は1,489,206千円(同10.2%増)、営業利益は351,605千円(同39.6%増)、経常利益は270,706千円(同36.7% 増)、親会社株主に帰属する当期純利益は202,621千円(同51.6%増)となりました。

なお、当社グループは、画像処理検査装置事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略してお ります。

 

第15期第2四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和政策などにより、企業収益 や雇用環境の改善傾向が続くなど緩やかな回復基調で推移しましたが、中国をはじめとするアジア新興国の景気の 減速懸念、米国の政策運営や欧州の政治情勢の影響など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続きました。

当社グループに関連深い電子部品業界では、スマートフォンメーカーの新製品向けの設備投資が増加傾向にあり ます。また、自動車業界においても、自動車への搭載部品が増加傾向にあり、当社の製品をはじめとする外観検査 装置が使用される機会が増大しました。

このような経営環境のもと、当社グループは顧客満足度の更なる向上のために、市場ニーズを先取りした新機能 を搭載した3Dコプラナリティ検査システム(※1)及び全方位立体検査システム(※2)製品の投入により、新 規顧客の営業展開が進み、売上は堅調に推移しました。

そ の 結 果 、 連 結 売 上 高 は 1 , 6 1 6 , 9 2 9 千 円 、 売 上 総 利 益 は 8 6 2 , 6 8 2 千 円 、 営 業 利 益 は 2 5 2 , 7 0 1 千 円 、 経 常 利 益 は 231,135千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は154,780千円となりました。

なお、当社グループは、画像処理検査装置事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略してお ります。

 

[用語解説]

(※1) 3Dコプラナリティ検査システム:当社グループの画像処理検査システムです。BGA/CSP、カードコネ クタの コプラ ナリテ ィ(接 地面 か らの浮き)、 端子接 点の 高さな どの外観検査を行う事ができます。

 

(※2) 全方位立体検査システム:当社グループの画像処理検査システムです。立体形状をもった電子部品の 胴体部(樹脂成型品)の全周囲検査を行う事ができます。

 

(15)

(2)キャッシュ・フローの状況

第14期連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、長期借入金の返済による支出 等の要因により減少したものの、税金等調整前当期純利益が270,575千円(前連結会計年度比38.5%増)と増加 したことや、仕入債務の増加等があったことにより、前連結会計年度末に比べ224,793千円増加し、当連結会計 年度末には999,339千円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。  

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、631,958千円(前連結会計年度比163.7%増)となりました。これは主に税 金等調整前当期純利益の計上270,575千円、仕入債務の増加額202,907千円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、154,589千円(前連結会計年度比6.3%増)となりました。これは主に無形 固定資産の取得による支出98,184千円、有形固定資産の取得による支出39,066千円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、246,358千円(前年同期は83,047千円の獲得)となりました。これは主に 長期借入れによる収入36,000千円の増加要因に対し、長期借入金の返済による支出259,173千円の減少要因が あったこと等によるものであります。

 

第15期第2四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、仕入債務の減少額、 短期借入金の純減少額、長期借入金の返済による支出等の要因により減少したものの、税金等調整前四半期純利 益が231,101千円計上されたことや、売上債権の減少額等があったことにより、前連結会計年度末に比べ14,929 千円増加し、1,014,269千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。  

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、279,526千円となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上 231,101千円の増加要因に対し、仕入債務の減少額148,761千円の減少要因があったこと等によるものでありま す。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、77,228千円となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出 58,315千円、有形固定資産の取得による支出14,955千円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、185,565千円となりました。これは主に短期借入金の減少100,000千円及び 長期借入金の返済による支出84,738千円の減少要因があったことによるものであります。

   

(16)

2【生産、受注及び販売の状況】

当社グループの事業は、画像処理検査装置事業の単一セグメントであります。  

(1)生産実績

第14期連結会計年度及び第15期第2四半期連結累計期間における生産実績は次のとおりであります。

セグメントの名称

第14期連結会計年度

(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

前年同期比(%)

第15期第2四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日) 画像処理検査装置事業(千円) 1,327,126 119.0 730,102

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.金額は、製造原価によっております。

 

(2)受注状況

第14期連結会計年度及び第15期第2四半期連結累計期間における受注状況は次のとおりであります。

セグメントの名称

第14期連結会計年度

(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

第15期第2四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日) 受注高

(千円)

前年同期比

(%)

受注残高

(千円)

前年同期比

(%)

受注高

(千円)

受注残高

(千円) 画像処理検査装置事業 3,048,875 113.2 333,015 318.9 1,656,239 319,574

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。  

(3)販売実績

第14期連結会計年度及び第15期第2四半期連結累計期間における販売実績は次のとおりであります。

セグメントの名称

第14期連結会計年度

(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

第15期第2四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)

販売高(千円) 前年同期比(%) 販売高(千円)

画像処理検査装置事業 2,878,908 111.6 1,616,929

(注)1.最近2連結会計年度及び第15期第2四半期連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対す る割合は次のとおりであります。

相手先

第13期連結会計年度

(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)

第14期連結会計年度

(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

第15期第2四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日) 金額

(千円)

割合

(%)

金額

(千円)

割合

(%)

金額

(千円)

割合

(%) 日本航空電子工業株式会社 445,417 17.3 420,770 14.6 137,983 8.5

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。  

(17)

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

当社グループは、「画像一筋」を企業理念とし、以下の経営方針を定めております。

・画像処理技術を広めることにより豊かな社会作りに貢献する。

・顧客満足度の高い画像ビジネスのトータルソリューションを創造し、画像処理システムクリエイターとなる。

・究極の画像処理システムを追求する。  

上記経営方針のもと、中期経営計画(平成30年3月期~平成32年3月期)を達成するための戦略として、以下の事 項を対処すべき課題と認識し、持続的かつ健全な成長を目指して重点的に取り組んで参ります。

なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。  

(1)新規市場の顧客開拓及びアライアンス体制の構築

当社グループの製品 である画像処理検査装置は、コネクタ 部品の画像処理検査に利用されるケースが 多く、 当社グループは、コネクタを製造する電子部品メーカーに対する販売が売上高の多くを占めております。当社 グループは、今後持続的な成長 を志向するにあたり、コネクタ部品の画像処理検査で培ってきたノウハウをも とに、コネクタ以外 の電子部品、及び当社製品の活用 が可能な自動車部品、半導体メーカー等の新規顧客の開 拓が必要 であると考えております。そのため、当社グループは、関係メーカーとのアライアンス体制 を構築す ることや、既に当社製品を採用 している顧客についても、製品の採用工程の拡大を推し進めるといった追加需 要を発掘するための対策を取ることによって、持続的な成長基盤の確立に取り組んで参ります。

 

(2)開発力の強化

当社グループは、顧客 ニーズに沿った製品リニューアルやモデルラインナップ拡充、製品の機能拡張による 高付加価値化の実現、及び、大型電子部品 の外観検査自動化をはじめとする市場ニーズを先取りした開発を進 める等、経営方針に定める究極の画像処理システムを追及するための開発力強化に取り組んで参ります。  

(3)経営環境の変化への対応

当社グループの属する画像処理検査装置業界 は、アジア 諸国の製造業 において、目視検査の限界から画像処 理検査装 置の導入が進み、人による作業から機械化、自動化へシフトする動きが加速しており 、今後、すでに 機械化、自動化が進んでいる欧米諸国同様に安定的な需要が見込まれます。

当社グループは、このような経営環境の変化をビジネスチャンスと捉え、海外 拠点を中心 に米国、アジア諸 国の市場へ向けてビジネスを展開して参ります。

 

(4)知名度の向上

当社グループは、事業計 画を達成するうえで、知名度の向上が重要 であると認識しております。そのために 展 示 会 や セ ミ ナ ー 等 へ の 積 極 的 な 出 展 の ほ か 、 プ ラ イ ベ ー ト シ ョ ー を 開 催 し 、 知 名 度 の 向 上 を 図 っ て 参 り ま す。

 

(5)営業力の強化

当社グループの営業部門は少数精鋭の人員体制 で運営されており、コネクタ市場で培ってきたノウハウを活 かしたソリューション提案、企画等により、営業活動を推進して参りました。

今後は、新規市場の顧客開拓により受注機会が増加することが予想されることから、営業意識の改善、状況 に応じた 組織体制変更、営業人員 の育成に注力するとともに、即戦力となる営業人員の採用 を行い、営業力の 強化を図って参ります。

 

(18)

4【事業等のリスク】

当社グループの経営成績、財政状態に影響を及ぼす可能性のある事項は以下のようなものがあります。なお、文中 における将来や想定に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが認識できる範囲内で判断したものであ ります。将来や想定に関する事項には、不確実性を内在しているため、実際の結果と大きく異なる可能性がありま す。

 

(1)経済環境及び景気動向について

当社グループの製品の需要は、主要顧客であるコネクタを製造する電子部品メーカー等の設備投資動向の影響 を受けております。このため、経済環境及び景気動向の変化等を通じ顧客の設備投資動向が変動した場合には、 当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)業績の変動について

当社グループは、画像処理検査装置の製造販売を事業 として展開 しており、主たる 顧客である 電子部品メーカ ー等が新たな製造設備を新設する際に当社の製品が導入 されることとなるため、顧客の設備投資時期の変動があ った場合には、当社の業績が上期又は下期に集中する可能性があります。

(単位:千円)

  上半期 下半期 合計

平成28年3月期

売上高 974,833 1,243,444 2,218,278 営業利益 59,908 132,580 192,488

平成29年3月期

売上高 1,038,097 1,441,605 2,479,703 営業利益 40,215 166,660 206,875

(注)平成28年3月期及び平成29年3月期の上記の数値につきましては、提出会社の決算数値を記載しており ます。

 

(3)他社との競合について

当社グループが属する画像処理検査装置業界には、複数の競合メーカーが存在し、激しい競争にさらされてい ます。

当社グループは、豊富な画像処理検査に関する技術経験の下で、装置本体の販売に留まらず、画像処理検査装 置を構成する照明や光学機器の選定を含めた最適なシステムの提案を行うといった、お客様の求める画像検査を 実現させるためのコンサルティング能力を活かしつつ、新たな画像処理技術を他社に先駆けて製品化し市場投入 することで、他社との差別化を図り、競争力の維持を図っております。しかしながら、他社が同様の技術あるい は当社グループの製品を上回る性能を発揮するシステムを開発すること等により、当社製品の技術優位性が失わ れたものと評価された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)棚卸資産の評価損失について

当社グループは、受注生産を基本として、部品 については、保有 すべき適正在庫量を算出した 上で、発注手続 きを行っております。また 、保有すべき 部品の適正在庫量は、滞留在庫の発生、棚卸資産の陳腐化、評価損失の 発生リスク 低減を図るため、製品の受注から出庫までのリードタイムを勘案 し、必要に応じて在庫量を調整して おります。しかしながら、出荷を予定 していた製品について失注する等の事象により、滞留在庫 が発生し、棚卸 資産の評価損失が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)海外展開について

当社グループは、顧客の製造拠点のグローバル化に対応するため、販売拠点を海外に有しており、今後も積極 的な海外展開を行う方針であります。このため、為替変動、進出国の経済動向、政情不安、法規制の変更等によ り、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(19)

(6)特定の販売先への依存について

当社グループの製品である 画像処理検査装置は、コネクタ部品の画像処理検査に利用されるケースが多く、コ ネクタを製造する電子部品メーカーに対する販売が売上高の多くを占めております。

当社グループは、特定の販売先への 依存を回避すべく、他の電子部品メーカー及び当社製品の活用が可能な半 導体メーカーを中心に新規顧客の開拓 を進めております 。また、既存顧客についても、当社製品 の採用工程の拡 大を図るなど追加需要を発掘するための対策を講じております。しかしながら、これらの対策が効を奏しない場 合や特定顧客からの受注状況が悪化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。  

(7)財政構造について

当社グループは、売上債権の回収期間と比較して仕入債務の支払期間が短くなっております。そのため、売上 の増加に伴い運転資金の需要が発生し、この運転資金を金融機関等外部から調達する場合には、当社グループの 財政状態及び経営成績は、今後の当社グループの販売動向、金利動向及び金融諸情勢により影響を受ける可能性 があります。

 

(8)特定の部品調達先への依存について

当社グループは、ファブレスで製品の製造を行っており、自社で生産部門を持たないため、製品を構成する部 品は外部からの調達となります。各部品について複数の調達先を確保しておりますが、調達先の経営状況の悪化 等により、部品供給が不安定となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。  

(9)知的財産権について

当社グループは、これまで他社と差別化できる技術とノウハウを蓄積し、自社が保有する技術等について特許 権等を取得することによって知的財産権の保護を図っております。また、製品開発にあたっては、開発責任者を 中心として、弁護士や弁理士等の専門家からの助言も受けながら他社の知的財産権を侵害することのないように 製品開発に取り組んでおります。しかしながら、司法の判断等により、当社グループが現在販売している製品、 あるいは今後販売する製品が第三者の有する知的財産権を侵害する可能性を完全に否定することはできず、ま た、当社グループが認識していない特許権等が成立することにより、第三者から損害賠償等の訴えを起こされる 可能性があります。その場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)品質管理について

当社グループの製品については、製品のリリース前に、当社品質管理部門による検査を十分に行うとともに、 出荷時検査を全数に実施することにより品質管理を徹底しております。また、出荷後1年間について使用上の不 具合があった場合には、無償で部品交換及び修理対応を行っております。しかしながら、これらの品質管理等に かかわらず、あらかじめ予見できなかった不具合が発生して、当社製品が信頼性を損なった場合には、当社グル ープの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11)自然災害等に関する影響について

当社グループは、国内外に拠点を有し、事業展開するうえで、自然災害やコンピュータ・ウィルス等によって 被害を受けるリスクを有しております。このため、保有する設備や社内情報システム等に対してバックアップ体 制を構築しておりますが、大規模な自然災害等が発生した場合には、損害を完全に回避できる保証はなく、当社 グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(12)情報セキュリティについて

当社グループは、事業上の重要情報及び事業の過程で入手した個人情報や取引先等の秘密情報を保有しており ます。当社グループは、当該情報の盗難・紛失などを通じて第三者が不正流用することを防ぐため、情報の取扱 いに関する管理を強化しております。しかしながら、不測の事態によってこれらの情報の漏洩やインシデントが 発生する可能性があり、その場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(13)優秀な人材の確保について

当社グループは、持続的な成長を果たし、競争力を向上させるためには、最先端かつ高度な画像処理技術を開 発しなければならず、これに対応可能な優秀な人材の確保及び育成が重要と認識しております。このため、タイ ムリーに必要な人材の確保や育成が十分にできない場合や、優秀な従業員が多数離職した場合には、当社グルー

(20)

(14)製品開発等の先行投資について

当社グループは、既存製品である「VTV-9000」を顧客からのニーズ及び当社からのシーズに基づき適宜改良を 行っております。また、さらなる高速処理を実現するための新型筐体、高輝度照明、及び次世代画像処理製品の 開発等、他社に先駆けた製品開発のための投資を行っております。しかしながら、事業環境の変化等により、そ の成果が必ずしも収益の獲得に繋がらない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。  

(21)

5【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。  

(22)

6【研究開発活動】

第14期連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

当連結会計年度は、高付加価値製品の開発を主体に研究開発をして参りました。今後も当社グループ製品の強みを 更に強化すべく「既存技術にとらわれない技術開発」「人間に近い外観検査」をテーマに研究開発活動を推進して参 ります。

当連結会計年度における研究項目別の研究目的及び研究成果は次のとおりであり、研究開発費の総額は99,747千円 となりました。

なお、当社グループの事業は画像処理検査装置事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略 しております。

 

「既存技術にとらわれない技術開発」

(1)3D-BGA検査ツールの開発(特許取得済)

半導体パッケージのボールの平坦度を計測したいという要望に応えて、BGA・CSPのボールの平坦度を2台の カメラによって3角測量する原理(ステレオ法)を応用してボール頂点の高さの差を計測できる技術を開発し ました。

 

(2)超深度カメラを使った全方位立体検査システムの開発(特許取得済)

通常のカメラでは、検査対象物表面の画像検査を行う場合に検査面に対して斜め方向から見た方が、欠陥が 顕著に表れます。しかしながら、この構成の場合、カメラ焦点が合わないため、検査画像として適したものに なりません。そこで、当社グループでは、検査面に対して斜め方向からの撮像でも、検査面全体に焦点の合う

「超深度カメラ」を開発すると共に、これを使用して検査対象物を一度に全方位から撮像できるシステムを開 発しました。

 

(3)CrackFinder(特許取得済)

梨地背景の中に埋もれた傷や薄い線状のスクラッチ等、通常では判別しづらい欠陥を、人間の視覚と同様に クラックを形として認識して、背景画像の分離を行い、欠陥検出する技術を開発しました。

 

(4)SegmentDefFinder

検査対象物を複数の領域に分割して、その検査領域内において発生する異物・不良を統計的に登録されたモ デルとの差分により検出し、検査領域毎に細かな検査仕様を作成して検査ミスを防ぐ技術を開発しました。  

(5)多軸機構×分割撮像検査

「全方位立体検査」をさらに拡張し、大きな検査対象物を高速に検査できる装置を開発しました。  

(6)RobotFinder

ロボットでピックアップする為の位置情報が欲しいという要望に応えて、ロボットピックアップ用ツールを 開発しました。視野内に存在するピックアップ対象物の位置情報を検出すると同時に表裏判定や重なり、接近 情報を検出する技術を開発しました。

 

「人間に近い外観検査」

ViSCO Machine Learning(機械学習による画像処理)の研究開発

これまでの画像処理検査は、ハードウェア内に取り込まれた画像を解析し、一定の経験を積んだオペレータ が良否判別のしきい値を入力することにより検査が行われてきました。画像処理検査装置の能力は年々向上し ており、近年では、1秒間に100枚以上の画像を処理することも可能となりましたが、最終的な良否判断は人の 目に委ねられる要素が残っております。そこで、機械学習機能を搭載した画像処理検査装置の開発を進めまし た。

 

第15期第2四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、63,617千円であります。

前連結会計年度に引続き、「多軸機構×分割撮像検査」装置の機能及び「RobotFinder」の技術精度の向上並びに

「ViSCO Machine Learning」の開発を進めました。  

(23)

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。  

(1)重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されて おります。この連結財務諸表の作成には、経営者による資産及び負債並びに収益及び費用の報告数値及び開示に影 響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や状況を勘案し合理的に判断を 行っておりますが、見積り特有の不確実性により、これらの見積りと実際の結果との差異が生じる場合がありま す。

なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。  

(2)財政状態の分析

第14期連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

① 資産

当連結会計年度末における流動資産は2,203,416千円となり、前連結会計年度末に比べ148,012千円(7.2%) 増加いたしました。これは主に、売掛金の期日回収により現金及び預金が236,996千円増加し、また受取手形の 期日取立てにより受取手形及び売掛金が23,361千円減少、さらに在庫の圧縮に努めた結果により製品が29,872千 円減少したことによるものであります。

当連結会計年度末における固定資産は302,066千円となり、前連結会計年度末に比べ17,253千円(6.1%)増加 いたしました。これは主に、販売及び研究開発活動の充実・強化を目的としたデモ機の購入等により有形固定資 産が7,360千円増加し、また、市場販売目的のソフトウエアの制作により、ソフトウエアが5,919千円増加したこ とによるものであります。

② 負債

当連結会計年度末における流動負債は867,769千円となり、前連結会計年度末に比べ45,956千円(5.6%)増加 いたしました。これは主に、買掛金が156,860千円増加し、また期日返済により短期借入金が22,500千円及び1 年内返済予定の長期借入金が92,539千円減少したことによるものであります。

当連結会計年度末における固定負債は517,921千円となり、前連結会計年度末に比べ115,321千円(18.2%)減 少いたしました。これは主に長期借入金が116,634千円減少したことによるものであります。

③ 純資産

当連結会計年度末における純資産合計は1,119,791千円となり、前連結会計年度末に比べ234,630千円

(26.5%)増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が 201,992千円増加し、また為替換算調整勘定が22,359千円増加したことによるものであります。

 

(24)

第15期第2四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)

① 資産

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は2,085,324千円となり、前連結会計年度末に比べ118,092千円

(5.4%)減少いたしました。これは主に売掛金の期日回収により受取手形及び売掛金が132,831千円減少した一 方で、10月以降の販売のための在庫を仕入れたことにより原材料及び貯蔵品が11,549千円増加したことによるも のであります。

当第2四半期連結会計期間末における固定資産は313,391千円となり、前連結会計年度末に比べ11,324千円

(3.7%)増加いたしました。これは、主に、市場販売目的のソフトウエアの計上及び社内評価用のデモ機(工 具、器具及び備品)を購入したことによるものであります。

② 負債

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は647,347千円となり、前連結会計年度末に比べ220,421千円

(25.4%)減少いたしました。これは主に、買掛金の支払いによる減少154,804千円、期日返済により短期借入 金が100,000千円減少したことによるものであります。

当第2四半期連結会計期間末における固定負債は459,571千円となり、前連結会計年度末に比べ58,350千円

(11.3%)減少いたしました。これは主に期日返済により長期借入金が60,834千円減少したことによるものであ ります。

③ 純資産

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計額は1,291,795千円となり、前連結会計年度末に比べ172,004 千円(15.4%)増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が 154,152千円増加したことによるものであります。

 

(25)

(3)経営成績の分析

第14期連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)

① 売上高

当連結会計年度における売上高は2,878,908千円(前連結会計年度比11.6%増)となりました。主力スマート フォン用コネクタ検査用途向けが堅調に推移したことに加え、国内外において新規顧客の大型案件を受注するな ど、顧客数が順調に増えたことが増収に貢献しました。

仕向け地別に外部顧客向け売上高の状況を概観すると次のとおりです。

(単位:千円)  

  平成28年3月期 平成29年3月期 増減率

国内売上高 1,837,061 2,094,049 14.0%

海外売上高 742,199 784,859 5.7%

うち、アジア地域 705,469 752,482 6.7%

うち、その他地域 36,730 32,376 △11.9%

合 計 2,579,261 2,878,908 11.6%

 

(国内)

国内売上高は、2,094,049千円(前連結会計年度比14.0%増)となりました。これは、スマートフォン市場は 成熟化しつつありますが出荷台数は依然として高い水準で推移し、当社の強みとするコネクタ用途におきまして 堅調に推移したことによるものです。加えて営業活動に注力した結果、新規用途向けの大型案件を受注するなど により増収となりました。

 

(海外)

海外売上高は、784,859千円(前連結会計年度比5.7%増)となりました。特にタイにおいて営業活動に注力し た結果、大きく増加しました。主力である中国市場においても堅調に推移し、海外売上高は前連結会計年度より 増加しましたが、円高の影響により伸び率は国内売上高を下回りました。

 

② 売上原価、販売費及び一般管理費

当連結会計年度における売上原価は、1,389,702千円(前連結会計年度比13.2%増)となりました。これは、 売上の増加によるものであります。

販売費及び一般管理費は、1,137,600千円(前連結会計年度比3.5%増)となりました。営業強化のための人的 投資や広報宣伝活動により本社人件費及び広告宣伝費は若干増加しましたが、出費抑制を進めたことにより、売 上高に対する比率は前連結会計年度の42.6%から39.5%へ大幅に減少しました。

以上の結果、営業利益は351,605千円(前連結会計年度比39.6%増)となりました。  

③ 営業外収益、営業外費用

営業外損益は、受取利息等1,688千円の営業外収益を計上し、支払利息、為替差損等82,587千円の営業外費用 を計上した結果、経常利益は270,706千円(前連結会計年度比36.7%増)となりました。

 

④ 特別利益、特別損失

特別利益の計上はなく、特別損失として131千円を計上した結果、税金等調整前当期純利益は270,575千円(前 連結会計年度比38.5%増)となりました。

 

⑤ 法人税等、法人税等調整額

法人税、住民税及び事業税は、50,512千円(前連結会計年度比51.5%増)となりました。これは、当社の課税 所得が増加したことによるものであります。また、法人税等調整額は、6,953千円(前連結会計年度比74.0% 減)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、202,621千円(前連結会計年度比51.6% 増)となりました。

 

(26)

第15期第2四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年9月30日)

① 売上高

当第2四半期連結累計期間における売上高は1,616,929千円となりました。これは前連結会計年度に受注した 案件の確実な取込みや、市場ニーズを先取りした新機能を搭載した製品投入により、新規顧客の営業展開が進 み、売上が堅調に推移したことによるものであります。

 

② 売上原価、販売費及び一般管理費

当第2四半期連結累計期間における売上原価は、754,247千円となりました。

販売費及び一般管理費は、609,980千円となりました。これは主に、営業活動等の労務費、研究開発費等を計 上したことによるものであります。

以上の結果、営業利益は252,701千円となりました。  

③ 営業外収益、営業外費用

営業外損益は、受取利息285千円の営業外収益を計上し、支払利息、為替差損等21,851千円の営業外費用を計 上した結果、経常利益は231,135千円となりました。

 

④ 特別利益、特別損失

特別利益の計上はなく、固定資産除却損33千円の特別損失を計上した結果、税金等調整前四半期純利益は 231,101千円となりました。

 

⑤ 法人税等、法人税等調整額

法人税、住民税及び事業税は、60,593千円となり、また、法人税等調整額は、2,573千円となりました。その 結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、154,780千円となりました。

 

(4)キャッシュ・フローの分析

キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー の状況」をご参照下さい。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因について

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 4 事業等のリス ク」に記載のとおりであります。

 

(6)経営者の問題認識と今後の方針について

当社グループの経営陣は、入手可能な情報に基づき、現状の事業環境を分析し、最善の経営方針を立案するよう に努めております。経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環 境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

(27)

第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

第14期連結会計年度(自平成28年4月1日至平成29年3月31日)

当連結会計年度の設備投資につきましては、主として、販売及び研究開発活動の充実・強化等を目的としたデモ機 の購入等を行い、総額39百万円の投資を実施しました。

当連結会計年度において重要な設備の除却及び売却等はありません。

なお、当社グループの事業は画像処理検査装置事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略 しております。

 

第15期第2四半期連結累計期間(自平成29年4月1日至平成29年9月30日)

当第2四半期連結累計期間の設備投資につきましては、主として、販売及び研究開発活動の充実・強化等を目的と したデモ機の購入等を行い、総額14百万円の投資を実施しました。

当第2四半期連結累計期間において重要な設備の除却及び売却等はありません。

なお、当社グループの事業は画像処理検査装置事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略 しております。

 

2【主要な設備の状況】

(1)提出会社

平成29年3月31日現在  

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人) 建物及び

構築物

その他 合計 本社

(東京都港区)

本社設備 15,055 50,300 65,355 59(7) 大阪営業所ほか

(大阪市淀川区ほか)

販売設備 624 1,399 2,023 10(-)

(注)1.帳簿価額のうち、その他の主な内容は工具、器具及び備品であります。 2.現在休止中の主要な設備はありません。

3.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

4.当社グループの事業は、画像処理検査装置事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省 略しております。

5.従業員数は、当社から子会社への出向者(4名)を除く就業人員数です。

臨時従業員(派遣社員、パートタイマー等)は( )内に、年間の平均人員を外数で記載しております。  

(2)在外子会社

平成29年3月31日現在  

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(人) 建物及び

構築物

その他 合計

必速勘貿易(上海)有限公司 本社 中国上海市

本社設備 - 4,909 4,909 14(-) ViSCO Technologies

(Thailand) Co., Ltd.

本社

タイバンコク市

本社設備 343 7,980 8,323 9(-)

(注)1.帳簿価額のうち、その他の主な内容は工具、器具及び備品であります。 2.現在休止中の主要な設備はありません。

3.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

4.当社グループの事業は、画像処理検査装置事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省 略しております。

5.従業員数は子会社への出向者(3名)を含む就業人員数です。

(28)

3【設備の新設、除却等の計画】(平成29年9月30日現在)

該当事項はありません。  

(29)

第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】

種類 発行可能株式総数(株)

普通株式 2,514,000

計 2,514,000

 

②【発行済株式】

種類 発行数(株)

上場金融商品取引所名又は登 録認可金融商品取引業協会名

内容

普通株式 628,500 非上場

完全議決権株式であり、権利内容 に何ら限定のない当社における標 準となる株式であります。なお、 単元株式数は100株であります。

計 628,500 - -

(注)平成29年9月15日開催の臨時株主総会決議により、同日付で1単元を100株とする単元株制度を採用しておりま す。

 

(30)

(2)【新株予約権等の状況】

会社法に基づき発行した新株予約権は、次のとおりであります。  

① 第4回新株予約権(平成26年1月27日臨時株主総会決議) 区分

最近事業年度末現在

(平成29年3月31日)

提出日の前月末現在

(平成29年10月31日)

新株予約権の数(個) 25 25

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) - -

新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左

新株予約権の目的となる株式の数(株) 12,500(注)1、5 12,500(注)1、5 新株予約権の行使時の払込金額(円) 1,500(注)2、5 1,500(注)2、5 新株予約権の行使期間

自 平成28年1月28日 至 平成36年1月27日

同左 新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の

発行価格及び資本組入額(円)

発行価格 1,500(注)5 資本組入額 750(注)5

同左

新株予約権の行使の条件 (注)3 同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡する場合に は、取締役会の承認を要する ものとする。

同左

代用払込みに関する事項 - -

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 (注)4 同左

(注)1.新株予約権1個につき、目的となる株式数は普通株式500株とする。

当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、次の算式により目的となる株式の数の調整をするものとする。 ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の目的となる株式の数 についてのみ行われ、調整の結果生じる1株未満の端数については、これを切り捨てるものとする。

調整後付与株式数=調整前付与株式数×分割・併合の比率

2.新株予約権発行後、当社が株式分割又は株式併合を行う場合、それぞれの効力発生の時をもって次の算式に より行使価額を調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は切り上げる。

調整後行使価額=調整前行使価額×

1 分割・併合の比率

また、当社が時価(ただし、株式上場前においては、その時点における調整前行使価額を時価とみなす。以 下同様とする。)を下回る価額で普通株式を新規に発行する場合又は自己株式を処分する場合(新株予約権 の行使に伴う場合は除く。)は、次の算式により行使価額を調整し、調整の結果生じる1円未満の端数は切 り上げる。調整後の行使価額は、払込期日(払込期間を定めた場合には、当該払込期間の最終日)の翌日以 降、また株主割当日がある場合はその翌日以降これを適用する。

調整後行使価額=

(調整前行使価額×既発行株式数)+(新規発行株式数×1株当たり払込金額) 既発行株式数+新規発行株式数

なお、上記算式において「既発行株式数」とは、当社の発行済株式総数から当社が保有する自己株式数を控 除した数とし、自己株式を処分する場合には「新規発行」を「自己株式の処分」、「1株当たり払込金額」 を「1株当たり処分金額」と読み替えるものとする。

さらに、当社が他社と吸収合併若しくは新設合併を行う場合、又は当社が新設分割若しくは吸収分割を行う 場合、並びに、当社が完全子会社となる株式交換又は株式移転を行い本件新株予約権が承継される場合、資 本金の額の減少を行う場合、これら場合に準じて新株予約権の目的となる株式の数を調整する必要が生じた 場合には、当社の取締役会において合理的な範囲で適切に必要と認める行使価額の調整を行う。

3.新株予約権の行使条件

(1)当社又は当社子会社の取締役、執行役、監査役、従業員その他これに準ずると認められる地位を保有して いる場合に行使することができる。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他取締役会が正当な理

(31)

(3)新株予約権者は、行使しようとする新株予約権につき、当社と新株予約権者との間において締結する新株 予約権割当契約に違反して、新株予約権を行使することはできない。

4.組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

当社が組織再編を行う場合は、手続に応じそれぞれ再編会社の新株予約権を、下記の方針に従って権利者に 交 付す る こと が でき るも の とす る 。詳 細 は 、 組 織再 編に際 して 定 める 契約 書 又は 計 画書 等 に従 うも のと す る。

(1)目的となる再編会社の株式の種類

新株予約権の目的となる株式と同種の再編会社の株式 (2)目的となる再編会社の株式の数

企業再編の比率に応じて調整する。調整後の1株未満の端数は切り捨てる。なお、企業再編の比率とは、 企業再編の条件の基礎となった当社と再編会社の株式の1株当たりの価値の比率を意味し、詳細は企業再 編にかかる契約書又は計画において定めるものとする。

(3)権利行使に際して払い込むべき金額

企業再編の比率に応じて調整する。調整後の1円未満の端数は切り上げる。 (4)権利行使期間、権利行使の条件、取得事由、その他の新株予約権の内容

新株予約権の内容に準じて、企業再編にかかる契約書又は計画において定めるものとする。 (5)取締役会による譲渡承認について

新株予約権の譲渡について、再編会社の取締役会の承認を要するものとする。 (6)割当に関する事項

権利者の有する新株予約権の数に応じて割り当てるものとする。

5.平成28年10月14日開催の取締役会決議により、平成28年11月1日付で普通株式1株につき500株の株式分割 を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の数」、「新株予約権の行使時の払込金額」 及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されておりま す。

 

参照

関連したドキュメント

平成12年 6月27日 ひうち救難所設置 平成12年 6月27日 来島救難所設置 平成12年 9月 1日 津島救難所設置 平成25年 7月 8日

定時株主総会 普通株式 利益剰余金 286 80.00 2021年3月31日 2021年6月30日. 決議 株式の種類 配当の原資

※定期検査 開始のた めのプラ ント停止 操作にお ける原子 炉スクラ ム(自動 停止)事 象の隠ぺ い . 福 島 第

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

 売掛債権等の貸倒れによ る損失に備えるため,一般 債権については貸倒実績率 により,貸倒懸念債権等特

損失に備えるため,一般債権 については貸倒実績率によ り,貸倒懸念債権等特定の債 権については個別に回収可能

3号機使用済燃料プールにおいて、平成27年10月15日にCUWF/D

本協定の有効期間は,平成 年 月 日から平成 年 月